お金のギャグ漫画『お金のお守り本』がおすすめ理由!

節税・節約

どうも、とつお(@totsuo102)です。

今回は9月9日に発売された税理士の大河内薫先生、漫画家の若林杏樹先生のギャグ漫画「貯金すらまともにできていませんがこの先ずっとお金に困らない方法を教えてください!」について、読んだ感想をまとめたいと思います。

この本はお金の教育を受けてこなかった人にとって、まさに入門書として楽しく学ぶことができる良書です。

子どもでも読めるギャグ漫画となっているので、家庭での金融教育に使ったり、活字が苦手な人にプレゼントできます。

自分の大切な人がお金に困らないように、まずは自分が手に取って勉強するための入門書としても使えるので一読することをおすすめします!

ちなみに、とても長いタイトルなので通称「お金のお守り本」と呼ばれています。

前作も15万部以上売れている2人ですので、待望の新刊として待ち望んでいた方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

こんな人に向けて
  • 名前は聞いたことあるけど、どんな内容の本なんだろう?
  • お金の初学者向けって聞いたけど、誰でもわかる本になっているの?
  • 漫画だから子どもの金融教育に使えるのかな?

読んだ感想

まず、本書を読んだ感想ですが「小学生でも読めるお金の入門書!」です。

本書は大部分が漫画、各章の終わりにまとめとしての解説・コラムが描かれています。
マンガ部分ではお金のことと何も知らない主人公(あんじゅ先生)を中心に、税理士の大河内薫先生との掛け合いで進んでいきます。

Amazon商品ページより

本書の特徴は、お金の専門家である大河内薫先生はあくまでも脇役で主人公はお金のことを知らないあんじゅ先生であることです。
そのため、読者と同じ目線でお金について、学ぶことができます。

マンガが大部分で読者と同じ目線となっているので、小学生などの子どもが読んで理解することができます!
ただ、漢字にフリガナは付いていないので分からない漢字は大人が説明してあげる必要があります。

まさに老若男女にとってお金の入門書と言える良書だと思います!

本書は書店だけでなくAmazon、楽天市場からも購入できますので、早く手に取って読みたい方は↓のリンクから購入してください。

ちなみにAmazonでは1章の最初10ページを読めるので購入前に一度読んでみることをおすすめします!

著者はこんな人

続いてこの本の著者について、簡単に紹介します。

まず、マンガと主人公を担当された若林杏樹先生(@wakanjyu321は、大学職員を5年で退職してフリーランスの漫画家として活動されている方です。漫画は独学で勉強されたとのことで独特な絵柄が特徴です。

ご自身では「昭和が生んだ天才美少女漫画家」と言われており、ワタシモソノトオリダトオモイマス。。。

強みは難しいことを分かりやすく漫画で表現すると公言されている通り、本書ではお金の小難しいことを分かりやすく漫画で描かれています。

本書ではお金の知識がない主人公となっていますが、本書の発売オンラインイベントではつみたてNISAの満額、iDeCoの注意点をさらっと説明されており、本書を通じてマネーリテラシーが上がっていることが良く分かります!

ご本人Twitterより

続いては、本書の脇役(解説係)・各章終わりの解説・コラムを担当された大河内薫先生(@k_art_uは、イケメン税理士さんであり、お金の教育を義務教育に加えることを目標に活動されています。Twitter、Youtube、Instagram、Voicyなどの各SNS、オンラインサロンを運営して、マネリテ向上を広めることに尽力されています。

↓の画像を見てわかる通り、Tシャツ・イケメン・刈上げパーマという私の税理士イメージをぶっ壊した方です(笑)

ご本人Twitterより

YouTubeではお金に関する情報発信をされており、最近は子ども向けのアニメ動画も定期的に発信されてります。本書のより詳細な情報を知りたい方はYouTube動画を見られることをおすすめします。特に子供向けのアニメ動画は家庭の金融教育に使えると思います!

ちなみにこの2人の共著は2冊目です。
1冊目は通称「フリーランス税本」と呼ばれる「何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えてください」という、相変わらずクソ長いタイトルの本です。

1冊目も漫画+解説・コラムの構成になっていますので、非常に読みやすいです。

サラリーマンからフリーランスへの転向を考えている方、フリーランスとして活動されている方は一度読まれた方が良い良書だと思います。

こんな型破りな2人で書かれた本書が面白いのはある意味必然だと思います。

こんな人・使い方がおすすめ

本書は以下の人や使い方がおすすめだと思います。

お金の初学者におすすめ

まずは「お金の初学者におすすめ」です。

お金の知識は必要だと思っているがどうやって学べばよいかわからない人にとって、本書は入門書として非常に良いと思います。

特に「貯金こそ正義!」「投資こわい!」と思い込んでいる人には読んでほしい本です。

本書では、貯金だけした場合のリスクを皮切りに節約・節税を経て資産形成(投資)の仕方を解説してくれます。

この章立てが非常に秀逸だと思います。

まずは「貯金こそ正義!」の固定概念を崩しつつ、節約・節税でお金に関する興味を引き、投資で資本主義でのお金の増やし方を理解する構成となっています。

最終的には「投資こわい!」と思い込んでいる人にも「投資しなきゃ損!」って思わせてくれる流れになっています。

Amazon商品ページより

家庭内の金融教育で使う

続いては「家庭内の金融教育で使う」です。

わが家にも小学3年生の息子がおり、金融教育の方法に悩んでいました。

そんな中で本書はマンガなので小学生でも読むことができ、お金に興味を持たせる一歩目として非常に有効なコンテンツです。

リビングに置いておくと「これ何??」と聞いてきたので、「読みたかったら読んでいいよ」と言うと笑いながら読んでいました。

ただし、小学3年生では読めない漢字も多いので大人の説明が必要となり、結果的に家庭全体のマネーリテラシーが向上します。

大切な人にプレゼントする

最後に「大切な人にプレゼントする」です。

本書は金融教育を受けていない老若男女のどなたでも学びがある本となっています。

自分の大切な人にプレゼントしてその人が行動することで人生にプラスとなる可能性は非常に高いです。

日本では家庭でお金の話はしないことが美徳とされていました。

私も子どもの頃、結婚してからも家庭でお金の話をした記憶は少ないですが、本書をきっかけに家庭でお金の話をすることができました。
今後は両親、姉弟に本書をプレゼントする予定です。

大学入学・成人のお祝いに送るなど、自分の大切な人にプレゼントするのはいかがでしょうか。

とつおのおすすめポイント

最後に私の個人的なおすすめポイントを紹介します。

1章終わりのコラム

1章終わりのコラム(大河内先生担当)を読むと、読者に寄り添うとする大河内先生の姿勢が良く読み取れます。

読み終わってからこのコラムを読み直すと、本書が理解しやすい章立てとなっていることがわかると思います。

私もつみたてNISAやiDeCoを実施しており、周りにもメリットを説明していますが、なかなか行動に移してもらえませんでした。

本書を読んで、私の説明は「貯金こそ正義!」「投資はこわい!」という人にとっては一足飛びの説明になっていたことが分かりました。

どうやれば読んだ人が行動に移してくれるかを考え抜いた章立てになっていることに気づかされるコラムです。

まとめ

今回は大河内薫先生、若林杏樹先生の新刊について、感想などをまとめました。

本書は通称「お金のお守り本」の名の通り金融教育を受けなかった人にとってのお守りになる良書だと思います。

お金に関する本はたくさんありますが、まずは本書を入門書として読んでより深い知識は専門書へといった使い方が良いのではと感じました。

大切な人がお金に困らないように本書をプレゼントしてはいかがでしょうか。

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