どうも、とつお(@totsuo102)です。
今回はコンサル会社で、ITコンサルタントがプロジェクトにアサインされるまでの流れをまとめます。
今回の記事はコンサルティングファームへ就職・転職を検討されている方に向けての記事になります。
- コンサルティングファームでプロジェクトにアサインされるまでの流れ
- 炎上プロジェクトへアサインされないために注意すべき点
プロジェクトにアサインされるまでの流れ

まず、コンサルティングファームでは一般の事業会社と異なり、コンサルタントは1つの部門に所属することが多いようです。もちろん、総務や経理部などの間接部門は存在しますが、コンサルタントは1部門に全員が所属することになります。
コンサルタントはプロジェクトに参画することでプロジェクトチームとして組織化されます。
コンサルティングファームでプロジェクトにアサインされるまで、3ステップで行われます。
STEP1:参画したいプロジェクトを探して応募する
STEP2:プロジェクトマネージャーとの面談を行う
STEP3:プロジェクトへの参画オファーと意思表明
STEP1:参画したいプロジェクトを探して応募する
コンサルティングファームでは、事業会社の経営戦略に関わるマーケティング調査、ITシステム導入支援、既存業務の業務改善など多岐に渡るプロジェクトが遂行されています。
プロジェクト期間は短ければ1か月、長いものでは数年のプロジェクトもあります。経営戦略プロジェクトは比較的短くて1~数か月、ITコンサルはシステム導入などで6か月~数年など、プロジェクトによってまちまちです。
そんな多数のプロジェクトが遂行されているので、新規プロジェクト発足、プロジェクト拡張などでコンサルタントの社内募集が行われています。中には炎上プロジェクトの募集もあります。
コンサルタントは、それらの募集プロジェクトから自分が参画したいプロジェクトを探して応募します。
ちなみに炎上プロジェクトの特徴はというと。
- プロジェクトのフェーズ切り替えでない場合の募集プロジェクト
⇒フェーズ中の募集は人手不足(前任者の離任など)が懸念されます。
STEP2:プロジェクトマネージャーとの面談を行う
プロジェクトに応募するとプロジェクトマネージャーと面談を行うこととなります。
時間は30分~1時間程度で実施され、個別で実施することもあれば、複数人で実施することもあります。現在はオンラインで実施されるのがスタンダードになっています。
面談での大まかな流れは以下の通りです。
1.プロジェクトマネージャーからプロジェクト概要を説明
2.プロジェクトマネージャーから面談者に質疑応答
3.面談者からプロジェクトマネージャーへ質疑応答
プロジェクトマネージャーからは、プロジェクトの説明やアサイン後の役割、必要となるスキルなどを説明されます。また、アサイン後に成果を出せるかを確認するためにキャリアや業界知識などを質問されます。
面談者からもプロジェクトの実情などを質問することができるので、自分が求めるプロジェクトかを確認することができます。
- キャリアや業界知識などの質問が少なく、誰でも良さそうな雰囲気
⇒誰でも良いので人手不足(前任者離任など)を解消したいことが懸念されます。
STEP3:プロジェクトへの参画オファーと意思表明
プロジェクトマネージャー面談が終わり、眼鏡に掛かると「プロジェクトに参画してほしい」とオファーをいただきます。
オファーをいただいた場合、オファーを受けるかコンサルタントが意思表明します。面談で聞いたプロジェクト概要が想像していたものと違うなどの理由でオファーを断ることもできます。
コンサルタントがオファーを承諾することでプロジェクトへのアサインが決定します。
ちなみにプロジェクトにアサインされていない状態を「アベっている」と表現されます。
まとめ
今回はコンサルティングファームでのプロジェクトにアサインされるまでの流れをまとめました。
ちなみに炎上プロジェクトの避け方としては、複数プロジェクトに並行で応募して危なそうなプロジェクトであれば、他プロジェクトを理由に辞退するのが良いです。
コンサルティングファームでは通常の事業会社と異なった仕事の進め方となっていますので、コンサルティングファームへ就職・転職を検討されている方の参考になればと思います。
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