どうも、とつお(@totsuo102)です。
今回はITコンサルの年収についてまとめたいと思います。
ITコンサルはシステムエンジニアのキャリアアップと言われる職種ですが、年収はどれぐらい違うのかをご紹介します。システムエンジニアからITコンサルへ転職を検討されている方の参考になればと思います。
ITコンサルの平均年収は?
まず初めにITコンサル業界の平均年収は全業種平均と比べて高い水準です。
全業種平均 :444万円
SE/プログラマ:486万円
ITコンサル :625万円
全業種平均の約1.4倍、SE/プログラマの約1.3倍の平均年収となっています。
では、なぜITコンサルの年収が高いのかですが、仕事に求められるスキルが高いため年収も高くなっています。ITコンサルの仕事は「クライアントの経営課題をITを使って解決すること」です。経営課題の解決が目的であるため、ITコンサルタントへの要求も高くなり、それに伴い報酬も高くなります。
ITコンサルの役職ごとの年収は?
一般的にITコンサルは役職ごとに年収レンジが設定されています。
昇格するタイミングで年収が大きく上昇する理由は、この役職ごとの年収レンジに影響されています。
役職 | 経験年数 | 年収 |
アナリスト | 1~3年 | 500~700万円 |
コンサルタント | 3~6年 | 700~1,000万円 |
マネージャー | 6~10年 | 1,000~1,400万円 |
パートナー | 実力次第 | 1,500万円~ |
コンサルティングファームによって役職の呼び方や年収レンジが異なっていることもありますが、おおむね上記の範囲に収まるかと思います。
ちなみに各役職の中でさらに分かれているケースもあります。
(例:コンサルタント、シニアコンサルタント)
表を見てわかる通り、新卒社会人でも30歳で年収1,000万円も夢ではありません。
ちなみに転職の場合はキャリアを基に役職が決まるため、20代でマネージャーや逆に30代でもコンサルタントとなる場合もあるようです。
また、表をみてわかる通り3年で年収が200~300万円上がっており、年収が上がりやすいことがわかるかと思います。同僚に聞くと、20代は年収が上がりやすく1年で100万円以上年収が上がることもよくあるようです。
まとめ
今回はITコンサルの年収事情をまとめてみました。
年収を見ると非常に魅力的な職種に見えるかと思いますが、その代償に仕事は激務です。
深夜までの残業したり、精神的プレッシャーが強いなど日常茶飯事です。
もしITコンサルへの転職を考えられている方は、年収だけに執着せずに働き方も考慮された上で転職を決断してください。
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