どうも、とつお(@totsuo102)です。
今回は転職活動で重要となる面接について、転職面接での具体的な質問など、実体験を交えてご紹介します。
今回の記事は、ITコンサルへ転職を検討されてる方の参考になればと思います。
転職面接の形式・流れ

私が転職活動で面接を受けたのは、日系ITコンサルティングファーム2社です。
どちらも東京に本社を構えており、仮にA社、B社とさせてもらいます。
転職活動時期は2020年2~3月ですので、実施方法(特に対面・オンライン)は異なる可能性がありますので、あらかじめご了承ください。
私が応募したA社、B社の面接形式は以下の内容でした。
面接回数 :2~3回
面接者 :1名(採用担当者、現場責任者、人事担当者)
面接方法 :個人面接
面接時間 :1時間程度
面接形式に大きな違いはありませんでしたが、面接者に少し差がありました。
A社は入社後の参画プロジェクトが決まっていたため、現場責任者の方に面接していただきました。
逆に、B社は入社後の参画プロジェクトは未定であったため、採用担当者、人事担当者の方に面接していただきました。
次に面接の流れです。これは2社とも同じ流れでした。
- 自己紹介(面接者、応募者)
- 志望動機
- 面接者からの質問
- 応募者からの質問
非常にオーソドックスな流れです。
ちなみにコンサルティングファームの面接でよく聞くケース面接はありませんでした。
入社後に同じ中途採用者に聞きましたが、ほとんどの人はケース面接はなかったと言っていました。
面接での具体的な質問
続いて、面接での具体的な質問内容です。
まずは、A社の面接での質問です。
- SEからコンサルに転職する目的は?コンサルで何を実現したいのか?
- 過去に経験したプロジェクトで苦労した点は?
- 〇〇業界に関して業界知識はあるか?
入社後の参画プロジェクトが決まっていることもあり、具体的なキャリアの裏付けをされていた印象です。
続いて、B社の面接での質問です。
- 当社に入社して実現したいこと、参画したい領域は何か?
- 過去に炎上したプロジェクトを経験しているか?経験している場合、どのように鎮火したのか?
- 年収の希望はあるか?
こちらは履歴書、職務経歴書を基にキャリアの確認と入社後の希望をヒアリングされた感じでした。
ちょっと印象的な質問としては、以下の質問ですかね。
面接者:就職活動で企業を選ぶ際に、どういったことを軸に検討されましたか?
とつお:地元企業をメインにIT企業で検討しました。
面接者:〇〇会社って独立系ベンダーですよね?
メーカー系よりも独立系を選択されたのはなぜですか?
とつお:特に独立系に拘ったわけでなく、地元企業を最優先事項にした結果です。
その後、東京転勤になったので、あまり意味はなかったですが(笑)
10年以上前の考え方を質問されるとは思わず、印象に残る質問でした。
面接者が見ていると思うポイント

では、面接で面接者が見ているポイントとは、どういったものでしょうか。
2社で募集条件が異なるため一概には言えませんが、共通する点として以下があげられると思います。
- 論理的思考で回答しているか
- キャリアに対する裏付け
- コンサルティングに対する熱意
1.論理的思考で回答しているか
一般的に言われる結論ファーストでの回答になっているか、説明は簡潔かを見られていたと思います。コンサルでは論理的思考が必須条件となるため、面接の場でも実践できているかを深堀の質問などで確認されていました。
2.キャリアに対する裏付け
履歴書、職務経歴書に記載されているキャリアの裏付けとして、具体的なエピソードを深堀することで確認されていたと思います。
面接者もプロジェクトを経験していることもあるので、抽象的な回答ではなく具体的なエピソードで回答するかを見ていると感じました。
3.コンサルティングに対する熱意
コンサルティング業務は激務と言われるため、熱意や覚悟を見られていたと思います。
入社後も「コンサルティングとは」などの議論を普段からすることもあるので、熱意を持った人間を採用したいと感じました。
まとめ
今回は、とつおの転職活動での面接体験談を書かせてもらいました。
ITコンサルティングファームの面接はある程度ハードルが高いという意見もありますので、具体的な質問を参考にしてもらえればと思います。
実際に面接を受けた印象としては、質問に対して論理的思考で回答することが重要です。
面接対策については別の記事で書かせてもらおうと思います。
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